タイトル

2001年4月30日 13:00〜

by はかせ



たった今、天王寺フェスゲで行われた「水木一郎ライブ」から戻ってきました。

まだ、身体の中に「熱い血」が残っています。

他のアニソンシンガーの方はGW中、一日2ステージなのに、水木さんだけ1ステージなんだなーっと思っていますと、ライブ開始するやいなや「今日は、1ステージだけど2ステージ分やります!」ということで、50分間バリバリのステージを展開していただきました。

「マジンガーZ」に始まり「超電磁ロボコンバトラーV」「バビル2世」「超人バロム1」「快傑ズバット」「プロゴルファー猿」「宇宙海賊キャプテンハーロック」それに「ふんころがしの歌」まで!

いやー、堪能しました。ホンモノをナマで聴くのはサイコーですね!!
いや凄い凄い。
アニソンシンガー30周年とか言うことでしたが、熱い歌声は、30年しても益々激しく、カッコ良かったです。
ボクらの子供の頃から全然変わってないです。
私たちも30年聴いて、30年歌ってる(カラオケで)歌ですが、やっぱりホンモノは良いですねー。
フルパワーのボーカルは、実に気持ち良いです。

しまったなー。迂濶でした。
ほとんど出来心でつい一人で行ってしまったので、普通の格好で行ってしまった……。
ちゃんとライブ用に、Tシャツ・タオル・水分補給用ペットボトル・着替えの用意…と万全の体制を揃えて行くべきだった……。
だから、あまりノレなくて残念でした。
もっと、気合入れて行けばよかった。
ネクタイしてたんじゃあ、拳振り上げて叫ぶ訳にも行かんしなあー。

あ、でも「ズバット」「♪復讐の風〜」「アスカーっ!!」は、やっぱり叫んでしまった……。

場所はフェスゲの特設ステージですから、ステージのまん前をビルを貫いてジェットコースターが走り回っている場所なんですが、「ジェットコースターには負けません!」と、(そりゃあそーだわな(^^;))熱い歌声をシャウトしていました。
むしろ、ジェットコースターの轟音がヒーロー主題歌のSEみたいで、水木さんの歌声に合わせて「ゴーッ!!」と響くのが、他にないシチュエーションでしたね。

途中MCで「いつもは、暗いライブハウスとか部屋の中だから、こうやってお客さんの顔が間近に見えるのってやりにくいなあ」と言いつつ、歌詞を思い出しながら(^^;)、次の歌を確認する……という感じでしたが。(^^;)
なにしろ、持ち歌が1000曲とか言われてますから、すぐに歌詞が出てこないんですねー。
「だからMCの時に話しかけないでよー、思い出してるんだからー」(^^;)

ついに、「プロゴルファー猿」の2番が出てこずに「すみません!もう一度!」となりました。
ここで、例えば客席にマイク向けて誤魔化したりせずに、堂々と一旦停止し、もう一度歌詞を確認して再スタートするところが、なんか誠実で、いかにも水木さんらしいですね。
客席に「2番ってどんなでした?」と聞いてましたが。(^^;)

結局、私たち観客は「プロゴルファー猿」を二回聞けてラッキーでした。(^_^)
ええ歌ですなあー、あの歌。〜♪夢を勝ち取ろう〜って。

そして「今日は『お友達』(=小さい子供のこと)の前だからこそ歌いたかったんだけど、さっき練習したら難しくて歌えなかった……」と言いつつ、結局客席の声援に押されて歌ったのが「ガオキングの歌」(=「ガオレンジャー」の挿入歌。今、子供たちが観ている番組で流れている)
でも、やはり途中歌詞が出てこずに途切れ途切れに……。

「これ、いつものコンサートとかじゃ歌えないし、子供たちが来てくれるココだからこそ歌いたかったんだけどなあ…」
これは水木さん、ホントに悔しそうでしたね。
基本的に、30年前から今でも、「子供たちに聴かせたいから歌う」のが水木さんらしいです。
まあ、私たちは新しいし、カッコイイ歌ですから結構ノッてましたけど。

終わりの方に「キャプテンハーロック」を聴かせてもらいましたが、……いやー、感動しました。
あれがナマで聴けるとは……。 p(T^T)


MCで「今度ケイタイの着信『声』っていうやつを音採りするんだけど、電話がかかってきたら『ブロロロローッ!!』っていうんですよー」
コレは、ちょっと凄いかも。(^^;)

あとは、始まる前に「大阪プロレス」(=天王寺フェスゲに常設リングがある)のレスラーたちが来てサインをねだった話とか(格闘家って、結構水木さんのファンって多いんですよねー)、ホンコンでのライブで「ありが多謝(とーしぇ)!」とやったら向こうで流行った話とか(うー、進行ADやって欲しいって誘われたんだけど、パスポートが切れていて、スタッフ出来なかった〜(>o<;))、色々な話をMCでしてくれました。

そーいえば、客席「大向う」に音響卓があり、すぐ後ろに照明用のイントレがあったんですが、その壇上になぜかスポンサーのエライさんらしい人がイスに座って観ており、めっちゃ邪魔でした。(^^;)
もっと客のこと考えた方がいいと思うぞー>スポンサー様。

それを観ていた周りの客のニィちゃんたちが「水木さまを高いところに座って迎えるとは、なんちゅうヤツだ。いくらスポンサーのエライさんか知らんがー」(^^;)
確かに。
「水木のアニィは凄いんやで。アニィが呼んだらマジンガーZもグレートマジンガーも来るぞ!こんなフェスゲなんか一発やー」
をいをい。
「ロプロスもポセイドンもロデムも……」
なんでやねん!(^^;)
……なんか、ウケてしまった。
でも、キミたち。ライブ中におしゃべりするのはやめてー。

始まる前に前座の女の子がステージで歌ってました。
Shokoとか言う子で、まあまあ上手かったんですが、「このあと、水木一郎さんのライブがあります。私は、水木さんのこと、良く知らないんですが……」と言って、会場全体を敵に回してました。(^^;)


最後に、ヒーローソングのメドレーを歌っていただきましたが、「♪We Never Forget You!」という歌詞がありました。
まさに、そう思いましたね。


時代は、ヒーローを求めているのかも知れません。



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