B.B.WAVES★愛のチャリティコンサート
海外で心臓移植を！としき君とゆなちゃんを救おう！
2000/11/21
さて、平日大阪イベント2daysの２日目。
泉北高速線・和泉中央駅からさらに歩いて歩いて……やって来ました桃山学院大学。
★B.B.WAVES 愛のチャリティコンサート
大阪府下に住む１才の赤ちゃん「としき君」と「ゆなちゃん」は、ともに原因不明の難病「拡張性心筋症」という病気で闘病中です。
この子たちが生きるためには一刻も早く心臓移植するしかないのですが、現在の日本の法律は未だ不備であり、１５才未満の子供は脳死移植を受けることが出来ません。
法律が改正されるのを待っていては、命も助からなくなってしまいます。
従って、海外での移植手術を受けなければいけないのですが、そのためには莫大な費用が……８０００万近くかかります。
今回はこのチャリティコンサートで、少しでもその募金活動の助けになれば……と、B.B.WAVESが協力してくれました。
※法律を早急に改正し、税金を適切に使ってくれれば……と願います。
ホールに着くと、意外と待っているお客さんの数が少ないです。
今回は、スタッフもみんなボランティアでやっているので、地方行政などは協力していないようです。※していても、微力なんでしょう。
一番先頭はファン仲間ですが、その次には……来ました！あの親子！
凄いですねえ〜。どうやら、娘がファンでイベントやコンサートに来るうち、お父さんが麻衣子さんの歌声にハマってしまったようで、家族４人で毎回やって来ます。
定期公演の時も、早朝から先頭に並んでました。物凄いパワーです。
開場を待っているうちに、先にパンフを受け取ります。
曲順や、歌詞が書いてます。
あ、「Take OFF!」が無い……やっぱり今日も関西ＢＢは出ないのかなあ。
でも「Lucky Summer Day」があります。これって関西B.B.Girls？
「いやーでも、どうやろー、関西ＢＢは出えへんのとちゃうか〜」
「じゃあ、Lucky Summer Dayは誰が歌うの？」
「ソングチームかな？」
「ワカマイ＋健！」(^o^;)
「それやったらミスマッチパロディやんかー！」(^^;)
待ってる間に、パンフに挟まれた折り紙で折り鶴を折る仲間たち。
二人の赤ちゃんのために、折り鶴を折ろうということです。
が……みんな苦戦です。（私も(^^;)）
開場時間となり、列を作って入場します。
私たちの後ろは、小中学生ばかりです。大学でやるんなら、もっと学生に宣伝とかすれば良いのに……。
それに付近は高層マンションなどが多い住宅街です。もう少し宣伝活動が出来ていれば……と悔やまれますが、ボランティアのスタッフではなかなか手が回らないんですよねー。※私も経験があります。
ボランティアの子供たちが、会場入口で募金箱を持って並んでいます。
あ、小銭がない(^^;)……。
開場に入ると、そうですねー、１００人ぐらいでしょうか。少ないです。
確か、お問い合わせした時「チケットは完売に近い」とお聞きしていたんですが。
……チケットは完売したけど、席は埋まってない、ということでしょうか？
４５０人分、￥１０００ですから、完売しても４５万……。
１列目は関係者席ということで、ファン仲間は２列目センターにずらっと並びます。
あの家族は３列目にいます。
開演前にスタッフの方が場内を回り、「明るいうちに折り鶴を折って下さい」と言われますが……スンマセン。折れません。(^^;)
仲間内でも、折れる人間の方が少数派でした。いけませんなあー。
さて、開演です。
まず、今回のコンサートの主催者の挨拶。そして、行政の方。
そして、「としき君」と「ゆなちゃん」のご家族の方。
まだまだ募金は足りないらしいですが、病気は進行しているとのことです。
笑顔を失いたくないものです。
ＭＣが繋いでいる間に、ご家族が一列目に座られました。
１．Today&Forever
B.B.WAVESが元気に登場！
メンバーが多く、舞台が狭いのでちょっとやりずらそうですが。
由規ちゃんをはじめ、昨日いなかったメンバーも何人かいます。
替わりに、健がいませんね。
２．Love,day after tomorrow
文子・清香・沙樹・アリサらソングチーム入魂の倉木ナンバー。
３．J.J.Remix
替わってダンス中心の激しいナンバー。
ちょうど私の席の正面に海似がいます。凄いですねー。この前の定演でも感じましたが、非常に力強くてイカしてます。この一年位で、急激に伸びた感じですね。
ただ、今回のダンスチームには少々の「荒れ」を感じます。
途中で衣装にアクシデントのあるメンバーもいますし、フリ違いもあります。
４．つつみこむように
ワカマイです。
前日のレポにも書きましたが、今日の回ではより一層感じますね。
「あなたを守りたい」……今日は、難病に苦しむ子供たちのために歌います。
少しでも、子供たちの力になりたい……。
５．I will come to you
英語のナンバーですが、歌のテーマは上に同じ。
B.B.WAVESのメンバー、みんなの心が溢れてホールじゅうの空気を響かせます。
その気持ちが、会場全体を包み、客席も感動して涙、涙です。
私自身、今回のベストだと思いますし、今まで聴いた中でも屈指だと感じました。
それはもう、技量などの問題ではなく、「心」の問題なのでしょう。
６．NON STOP
ダンスナンバーです。
バックにBoysメンバーが入っているのが、かなり全体のパワーをアップしている感じです。
今日は、Boysはメンバー不足で持ち歌が披露できないので、バックに撤しているわけですが、彼らの活躍が大きく感じられます。
７．JOY
再び、今回のテーマ性のあるナンバー。
「守るために、闘う」。
優しさと、強さ。
例の３列目のご家族……特にお父さんは、かなりのマイチンファンらしく、歌の終わりには、「まいこぉ〜！」と叫んでます。(^^;)凄すぎー。
でも家族４人ででB.B.WAVESを見に来れるなんて、羨ましいです。
８．Joyful Joyful
おなじみのゴスペルナンバー。
昨日と同じく、全力解放の歌声は、感動モノです。
特に清香に注目。素晴らしいですねー。
９．UNITED
そしてラストナンバーはもちろん「UNITED」。
２日間の締めくくりとして、ふさわしい曲です。
もちろん、最後ということでファン仲間もジャンプ！……一緒に歌を口ずさんでいます。
そのテーマは「仲間との結束」「共に闘うこと」。
最後にマイチンのＭＣでステージは締められました。
多分、今回初めてB.B.WAVESのステージを見たであろう親子たちが、目を赤くしながら「歌、感動したね〜」「涙、出てきたぁ〜」と席を立って行ったのが印象的でした。
帰り際にロビーを抜けると、また募金箱を持った子供たちが並んでいます。
あー、だから今、無いんだってば……ということで、札を入れてしまいました。(^^;)
こうして私たち庶民は、お互い助け合って、支え合って生きて行こうとしているわけです。経済的にしんどくても、痛みが判っているから、ちょっとでも困っている人達の力になろうと思うわけです。
こういうことって、果たして政治家のセンセイ方は判っておられるんでしょうかねー。
「命懸けの闘い」って、どういうことなのか？
そういうと、よく恵人が「ボランティアで多くの人々に希望や勇気を与えたい」と言っているのを思い出しました。
今回は、まさしくその通りだったんですねー。(^_^)
今回の恵人のステージは素敵でしたよー。
これからも、こういった形でも活躍して欲しいです。
さて、２日間の両ステージを通してみて、曲の内容、曲構成自体もテーマ的に沿ったものになっており、充実した内容のステージだったと思います。
何か、暖かいものを感じることが出来た２日間でした。
特に、今日の回で感じたことは、ソングチームの実力。
ワカマイをはじめ、ソングチームのフロントメンバーによる熱唱は心に強く届いてきます。
また、Boysの実力が実ってきたことも見逃せません。
次にライブが見られるのがいつになるかは判りませんが、こうして我が街・大阪の地でB.B.WAVESが精力的に活動してくれることは嬉しい限りです。
Beat Town閉鎖後、「今度は、私たちがみんなのところへ行きます！」と行ってくれた約束をちゃんと果たしてくれています。(^_^)
ともにこれからも、この街で闘って行きたいと思います。
最後に、このチャリティーコンサートを主催したボランティアグループのＨＰへリンクしておきます。
銀行振り込みでも募金できますので、よろしければご協力のほどをお願いします。
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