●y'z factory ミニライブ
in 大阪・万博公園 ABCラジオエキスポ
2000/3/12

by 福　博士

今朝方まで雨模様で、野外だしどうなるのかなーと思ってましたが、うまい具合に晴れてきました。

会場は、大阪・万国博記念公園「お祭り広場」。太陽の塔と万博ホールの間です。
ＡＢＣ主催の万博３０周年記念イベントの中のワンステージです。

昼過ぎに家を出て、会場に到着したのが開始約３０分前の午後２時半ごろ。
まだ、前のイベント、ＡＢＣラジオの公開生番組をやってました。
ちょっと、雲が出て来てますが、もう天気は大丈夫みたいです。
たまに、特設ステージの舞台蹴込みの布が風であおられます。

特設ステージは結構高めに作ってあるので、遠くからでも観やすくなってます。
逆に最前列とかだと、仰角がありすぎて、観にくいくらいです。
客席には５００人以上は集まってます。広場全体……太陽の塔の裏側の席まで入れると、多分１０００人は軽く越えています。

客席は満席（オール立ち見）ですが、なんだか、オジサンオバサンばっかりです。
生番組やってるのが、関西でも古手のアナウンサー（パーソナリティー）たちなので、……しかも、朝早い番組(^^;)……えらい客層でした。
オマケにゲストが三波春夫！ だから、私達ファン仲間は、目立つので、すぐに判ります。

それが終わって、ゾロゾロとオジサンオバサンたちが帰って行くと、私は下手スピーカー前からジリジリと客席の前の方へ。
見渡すと……おお、居ます居ます。いつものファンの顔ぶれが。(^_^)
「おーーい！」「オオー！」とお互い手を振り合います。
ほとんど朝から来ていたみたいで、真正面の中央に、巨大なカメラを構えた一団。
関西のいつもの仲間だけでなく関東からの顔ぶれも居ます。
上手側にも何人か。
さらにその前には、小学生の一団……どうも沖縄アクターズスクール関西・MAKINO WORLD POP'S大阪校の子たちだそうです。
今日は、高校生以上のレッスン日だったからかな？


舞台の準備中に、チラっと舞台裏を見ると、お！ 居ますねえ、３人が。
舞台裏でスタンバイしてます。
たまにこちらを観て、写真を撮っているのはマネージャーの方でしょうか。
ＢＧＭに流れてるのは……新曲です。あれ？ 良く聴くと……ナマ声です！
あ！ カゲマイクで（舞台裏でテントに隠れて）３人が歌ってます！
私の位置から見えてしまってます。(^^;)
まだＣＤがないからでしょうか？……オケのテープしか無かったのかな？(^^;)
こういうのも、珍しいですね。まあ、全力で歌ってるようでもなかったのでリハ代わりかな(^^;)
※普通こういう場では開始ＢＧＭとしてＣＤをかけるか、カラオケをかけるハズです。私が進行・演出したモノは全てそうです。ちょっとビックリしました。


曲が終わって、司会者（ＭＣ）登場。先ほどの番組に出ていたＡＢＣのアナウンサーです。
紹介と共に、舞台に上がるy'z factoryの３人。


ＭＣ「それでは登場していただきましょう！ y'z factoryです！」
（私たち「わーー！！ ＼(^o^)／」 周りのオバサン達「誰？それ？」(^^;)）

白の衣装がまぶしいですが、半袖なので流石にちょっと寒そうです。


●「Brand-New Start」

初めは写真撮ろうかとカメラ構えてましたが、折角本人たちのライブを目の前で見ているのに、なんかファインダー越しに見るのがもったいなくて(^^;)、カメラを下ろして、ずっと手拍子します。
だって、私はあの子たちを間近に見るのは、夏以来……デビューしてから初めてなんです。育ってくれましたね……。
普通に見に来ていた周りのオジサンオバサンたちも「……すごいね……」


ＭＣが出てきて、トーク。ほとんど優香が応えてます。(^^;)
※録音したわけではないので、違う部分があると思いますが。


ＭＣ「y'z factoryっていうユニット名なんですが、これは、皆さんのお名前から採ったとお伺いしましたが」
y'z 「はい。優と由香と優香です」
ＭＣ「なるほど。皆さん、ｙで始まるんですね。……３人は安室さんたちが出た沖縄アクターズスクールのご出身ですね？」
y'z 「ハイ、そうです」
ＭＣ「今日は、大阪はこれで割と暖かい方ですが、やっぱり寒いですか？」
y'z 「寒いですねー」
ＭＣ「今は、皆さんおいくつですか？」
y'z 「はい、全員１５です」
（ここで私の回りから、「えー！」「若〜い！」の声）
ＭＣ「今は、一緒に住んでるんですか？」
y'z 「ハイ！」
ＭＣ「じゃあ、もっと売れてきたら、今度は一人一人が豪邸に住むようになれればいいですね」
優 「ええ……そういう、野望が……」
ＭＣ「は？」（優が何か言いかけたように聞こえたので）
優 「え？」 ……(^^;)
すかさず優香「大丈夫です……大丈夫です……(^^;)」とフォロー。
……トーク、もっとがんばってやー(^^;)

ＭＣ「今度新曲が出るんですね？」
y'z 「はい、３月２９日にマキシシングルが出ます」
（私たち「おおー！！ P(^o^)」）
ＭＣ「あ、ファンの方が来られてますねえ。（舞台そばに居た年配の男性に）お父さんもファンですか？ ……今日からファンになった？（笑い）」
ＭＣ「今度の聞き所は？」
y'z 「中間に今までにない部分がありますので、それが『見所』です」

ＭＣ「それでは、新曲を含めて、続けてどうぞ！」


●「With Your Shadow」

冒頭のサビの、例の寿子さん（振付け担当）のいうフリをしているファンも数名。
３人が、力一杯歌い踊る姿は、やっぱりスゴイし、カッコイイぞ！！ P(^o^)/
最前列で見ていたオバサンたち、その猛烈なパワーに気力負けしたのか(^^;)、曲の途中で客席から抜けて行きます。


●「It's a True Love」

良い歌ですねー。
由佳が出を間違いかけたり、優香の声が一瞬かすれそうになったりとかしたみたいですが、そんなことよりも、心が伝わってきます。
結構、３人とも客席を見ているようで、「あ、いつもの顔ぶれのファンの人達が来てくれてるな」と思っているようです。それが、歌にも表れていて、嬉しいですね。……個人的には、今回の収穫です。(^_^)
y'z 「次の曲で、私たち最後の曲になるんですが」客「え”ーー！」(^^;)


そして新曲。
●「Yes,Growing Up!」

迫力のある歌ですね。
初めて聴きましたが、かなりいいです。(^_^)
歌詞の途中の「１！」「２！」「３！」と指を上げて数える箇所では、いつの間にか私たちファン仲間も一緒に指を上げてます。(^^;)
優香のいう見所とは……舞台に倒れるような……ダイブするような振付けの部分があります。私たちが「お？」と思って見ていると、優香は、してやったりという表情です。なるほどー。


でも、なんか観ていると、ふとBeat Townを思い出してしまいますね。
私とステージ上のあの子たちの距離も、コレくらいだったし（もっと近かったけど）客席で盛り上がってるのは、同じ仲間だし。
だから、これは出張判ＢＴなんだなー、とか思ってしまいます。あー。


歌い終わって、


ＭＣ「曲は、中西圭三さんの曲ですか？」
y'z 「え……あ、初めの２曲がそうです」
（今の曲が、と言う風に聞こえたので、確認した言い方）
ＭＣ「じゃあ、いきなりビッグな方に書いてもらったんですね」
y'z 「はい、そうですねー」
ＭＣ「それじゃあ、これからも頑張って下さい。y'z factoryの皆さんでした。どうぞ大きな拍手を！」

３人は観客の拍手を浴びながら、手を振ってハケて行きました。


ＭＣ「いやー、しかし沖縄アクターズスクールってやっぱり歌うまいですね〜！！」
お世辞ではなく、本当にそう思ってしきりに感心されています。
私の周りのオジサンたち「……コレ、これから売れるで。」
なんか、嬉しいですね。(^_^)
今まであの子たちのこと全然知らなかった、特にあの子たちを観に来たわけでもない一般のオジサンオバサンたちが感心して、「売れるでー」と言ってるのです。
私たち「サポーター」としては誇らしいことです。


ＭＣ「皆さん、どこから来られたんですか？」
「東京！！」
関東からのファン仲間が応えます。
ＭＣ「えっ？ 東京から！ y'z factoryを観るために、ワザワザですかー。そちらは？」
「北海道！」
ＭＣ「ええっ！？」(^^;)
北海道からっていうのは、こちらの仲間ではなく、たまたま来ていた方のようでしたが、うまい具合に話が噛み合ったので、インパクトはあったみたいです。
……ＡＢＣの方々がこれで、我らがy'z factoryの実力を……ファンの熱意を……刻みつけてくれたら、この先プラスになるでしょうね。
ＭＣ「じゃあ、そちらは？」
客 「神戸！」
ＭＣ「って、思いっきり近くやんか！」
……ちゃんとオチを付けてるのが、関西人です。


後で聞きましたが、こういうイベントで彼女たちがナマ声で歌うのは珍しいらしいです。ラッキーでしたね。それも、やはり大阪だからなんでしょうか。
真剣勝負してくれて嬉しいですね。
関西人は、ニセモノには目もくれませんが、ホンモノには惜しみない拍手を送ります。……その辺は、とてもシビアですから。


さて、この後、仲間たちとともに千里中央まで出てオフ会に突入。
総勢１６名。
先に帰られた方がおられますので、結局現場では私たちの仲間は２０名ほどが駆けつけていたことになります。


ともかく、デビュー後初めて観たy'z factory。久し振りに会ったあの子たち。
短いステージではありましたが、パワフルな歌と圧倒的なダンスは、前にも増して磨きがかかったようです。
カメラ撮影ＯＫだったので、写真も撮りましたが……なんか撮るのがもったいなくて、あまり撮れてないですね。(^^;) あまりに少ないので、写真もまだ焼いてません。(^^;)
もう、舞台の上のあの子たちに、見とれてしまいます。

でも、 やっぱりスゴイわ、ほんま。(^o^)



ＰＳ．−−

今日のステージは、歌４曲※全曲オリジナル（約５分×４＝２０分）＋トーク１０分＝約３０分。オケはカラオケテープ。メンバー３人＋マネージャー１人。移動は、当日入りで、当日帰り。
これくらいの内容（パフォーマンス）と集客力（知名度・媒体露出度）ということで、アゴアシ別として、私が思っている金額（ギャラ）だとしたら（※ここでは書けませんが）結構、売りやすいです。……割とマジで。

どーですか？ お客さん！！

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